うちの実家に猫が来た。それはそれは可愛い猫で日々愛くるしく成長している。最近は縦ではなく横に伸びてきたので、さりげなくエサの量を減らされていますが、気づいておられますでしょうか。

 

ニャンコが来て、妊娠出産に対してめちゃめちゃ消極的だった考え方がちょっと変わった。基本的に育児がハッピーよりは地獄寄りであるという考えは変わっていない。

 

でもさ・・・可愛いんだよ!可愛い!

もうどこを切り取っても天使。ニャンコのためならいくらでも貢ぐし、足蹴にされたって構わない。基本的に追うな触るな抱っこするなという冷たい視線を向けられているけど、必ず人間の近くにいる所とか、人間が居なくなったら寂しくて鳴いちゃうところとか、ツンデレがたまらん可愛い。朝ごはんが欲しすぎて、朝だけめちゃめちゃサービスしてくれるのも可愛い。

 

まあでも💩は臭いし、なかなか遠出できなかったり、可愛いだけじゃなくてそれなりに大変な面はある。しつけと世話がほぼ要らない猫と下手したら何歳になっても世話がいる人間を比べるのは如何なものかとは思うけど、もしかして世の中の親は99%の地獄があっても1%の可愛いで生きてるのではないか・・・?とようやく思えるようになった。

 

うちの猫は手前味噌ながら本当に美人だ。おめめパッチリで鼻は高く、人間なら北川景子ばりの美人だと思う。可愛すぎる。

確かに最初はめちゃめちゃに可愛い子猫じゃん!!と見た目で即決したのだが、今はもうどんな柄だろうがどんな顔だろうが「うちの子が一番可愛い」これに尽きる。

 

人間のガキンチョは当然猫じゃないので、ただ可愛がっていればいいという訳にはいかない。親には教育する義務があるので、猫なら許されることが人間は許されない。猫ならいつまでも寝ていて許されるしなんなら可愛い可愛いと頬ずりされるところだが、自分の子どもがぐうたらしていたらブチ切れて叩き起しているに違いない。

 

最近、大嫌いで理解不能だった弟とたまに話しが通じるようになってきた。相変わらず発達障害の特性なのか、モノを大切にできなかったり信じられないお金の使い方とか不注意とか、人の神経を逆撫でするようなことばかりだが、共感を示すとそれなりに話しが通じるようになってきた。

 

iPadもデュエマもSwitchもやりたいのは分かるけど、まず今日やるべき事を終わらせてからやれ!って言うとその時は通じる。けど一時的にしか集中できなくて、またコソコソやってる姿を発見して非常にイライラする。けど勉強教えてやったり、遊びたくなる気持ちは分かると伝えると途端にまた素直になる。

 

自分もお世辞にも中高時代真面目に勉強してきたとは言えないので、自分のことは常に棚に上げてるわけだけど「自分だって遊んでばっかりだったし勉強はしたくなかったしテスト前以外ろくに集中して勉強なんかしてなかった」ことはこの先も忘れないようにしたい。うちの親は自分の子供の頃を忘れたのか、無茶な理想を押しつけがちだけど、その共感を示すだけで親子関係は少しマシになる気がする。でも舐められてはいけないし、ダメなものはダメなんだけど。そのあたりの普段は厳しくて反抗したくなっても、心の奥底では尊敬はされつつ時に共感を示せるような親になりたい。非常に難しいけどね。子供すぐ舐めるしムカつくこと言うし。でも前より弟のことを嫌いじゃなくなった気がする。